School introduction学校紹介
樹徳高等学校の学校紹介です
教育方針
樹徳教育の目指すところ
明照学園 理事長・樹徳高等学校 校長
創立の理念は仏教を基にした人間教育である。「自主独立」、自分の足で自分の人生を切り拓いていくことのできる人材の育成である。自己を見つめ、「私」へと続いてきた命の尊厳、今を生かしめる他力の存在、この不思議に感謝し、この喜びを体感する。大いなる他力をいただく我は、他のために生きる。これは世の摂理、バランスであり、そこに私の与えられた使命がある。
学校生活の中で祈る。この心を行動に! あらゆるものに感謝する。これを行動に! 喜ぶ。この喜びを他のための行動に! 心のひだを柔軟にさせ感動の多い学校生活を!「心即行」の実践者を育成したい。行いは心を成長させるものである。
人はいかにすぐれた師に出会い、よき教えに接したとしても、自分を律するものは自分以外にはない。自律心なきものは自主独立の人間とは言えないのである。心を錬磨し、心をしっかり育てていく教育を実践していきたい。
- あいさつを大切にする学校
- 掃除を大切にする学校
- 姿勢を大切にする学校
- 言葉を大切にする学校
- 動と静とが交代脈動する学校
教育目標
- 「共生(ともいき)」という仏教の教えを基にして、自他を尊重し、多様性を認めるとともに、生かされていることに感謝し、自ら進んで社会に貢献しようとする豊かな心(慈悲心)を涵養する。
- 社会や生活における課題を自分のこととして引きつけて捉えるとともに、自分の人生を自分の力で切り拓いていく、智慧のある「自主独立」の人材を育成する。
- 希望する進路目標を実現できる確かな学力を獲得するとともに、将来の様々な課題にも対応できる人間力と健やかな身体を養成する。
*確かな学力とは、
- 生きて働く「知識・技能」
- 未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」
- 学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」
生徒に身につけさせたい力
- 感謝する心、奉仕の精神
- 主体性、挑戦する力
- 確かな学力
重点運営事項
- 授業指導力の向上
授業を教科横断的に参観し合い、高め合う「互観授業」の継続的な取組をとおして、「主体的・対話的で、深い学び」の実現をめざす。 -
「総合的な探究の時間」の実践
- 毎週水曜日6校時、時間割に位置づけ、生徒の探究的な活動を支援指導する。
- 令和4年度入学生から順次学年進行で実施する。
- 大学並びに専門学校の講師を招聘して実施している「教育連携講座」と関連づけ、探究の高度化を図る。
-
ICT教育の推進
- 教員の資質・能力の向上
- 校内情報環境の整備
- 生徒の情報活用能力の育成
-
生徒の自主的な活動の促進
生徒会を発足させ、生徒の責任ある集団活動と主体的な組織を通じて高校生活を一層充実させる。 -
部活動の振興
- 強化指定部の実績向上
- 一般部活動の加入促進
-
生徒募集の強化
- 全教員による中学校訪問の実施
- 個別入学相談会の充実
- 公立高校の入試改革に積極的に対応する方策の検討
学校の沿革
本校は、浄運寺住職の野口周善(ロンドン海軍軍縮会議に日本宗教家代表として参加)によって、女子を対象とした仏教主義による全人教育を目標に、大正3年(1914)に裁縫伝習所として創立されました。
同年10月樹徳裁縫女学校として正式に認可を得、以来輝かしい隆盛と充実の歴史を培って参りました。
昭和26年に樹徳幼稚園を設置、昭和35年には、本県初となる私立の男子高校を併設しました。
現在では、最難関大学進学コース(SS)、普通科特別大学進学コース(K)、大学進学コース(S)、総合コース(J)を開設しています。
さらに平成13年には中高一貫教育実践のため、樹徳中学校を開校いたしました。
1914年(大正3年) | 初代校長 野口周善・樹徳裁縫女学校として創立。 |
1927年(昭和2年) | 現在地に移転。 |
1941年(昭和16年) | 財団法人樹徳高等裁縫女学校と改組。 |
1946年(昭和21年) | 樹徳高等女学校に改称。女子部校歌制定。 |
1950年(昭和25年) | 樹徳高等学校・同中学校に改称。第2代校長 野口健策就任。 |
1951年(昭和26年) | 学校法人明照学園樹徳高等学校に改称。附属幼稚園を併設。同窓会発足。 |
1957年(昭和32年) | 中学校を廃止。 |
1960年(昭和35年) | 男子部を設置。男子部普通科、男子部商業科を設置。男子部校歌制定。 |
1962年(昭和37年) | 女子部商業科設置。 |
1964年(昭和39年) | 相生総合グラウンド設置。 |
1967年(昭和42年) | 梅田町に大滝山荘を設置。 |
1968年(昭和43年) | 合宿室を設置。 |
1972年(昭和47年) | 女子部普通科設置。硬式野球部後援会発足。 |
1973年(昭和48年) | 男子部情報処理科新設。広沢に野球場新設。 |
1974年(昭和49年) | 第一回月影杯争奪中学生柔道・卓球大会(招待試合)開催。 |
1976年(昭和51年) | 天神寮設置。卒業生1万人突破。 |
1977年(昭和52年) | 特別大学進学コース「K組」設置。 |
1978年(昭和53年) | 天神寮を移転し相生寮設置。 |
1979年(昭和54年) | 力誉健策校長顕彰記念樹徳高等学校技能優秀者表彰規定制定。第3代校長 星野幸一就任。 |
1980年(昭和55年) | 樹の根の会発足。 |
1981年(昭和56年) | 優待生制度制定。相生寮が愛宕寮となる。幼稚園広沢へ移転。 |
1982年(昭和57年) | 力誉健策記念館新築。 |
1982年(昭和57年) | 浄運寺28世住職樹徳高等学校創立者野口周善顕彰奨学生制度規定制定。 |
1983年(昭和58年) | 文化祭(樹徳バザー)が月影祭と名称変更。 |
1984年(昭和59年) | 第1回緑陰祭開催。 |
1986年(昭和61年) | 正道館新築、川内ベジタブルセンター設置、樹輪会発足。 |
1987年(昭和62年) | 「文系・理系」として「K組」を強化。 |
1988年(昭和63年) | セミナーセンター設置、愛宕寮を廃止。 |
1989年(平成元年) | 河川敷グラウンド設置、女子情報処理コース新設。 |
1990年(平成2年) | セミナーセンター完成。女子情報処理科設置。相撲部県総体6年連続10回目の優勝。 |
1991年(平成3年) | 卒業生2万人突破。硬式野球部全国高等学校野球選手権大会出場。大学進学コース「S組」設置 |
1992年(平成4年) | 女子部制服変更、硬式野球部全国高等学校野球選手権大会2年連続出場。 |
1994年(平成6年) | 芸術作品鑑賞室「美」完成。セミナーセンター茶室完成。創立80周年。 |
1995年(平成7年) | ベジタブルセンタ−相生へ移転。 |
1996年(平成8年) | 創立80周年を迎える。美術品展示室「美」完成。男子部情報商業科、女子部情報商業科を新設。 |
1998年(平成10年) | 男子部商業科、男子部情報処理科、女子部商業科、男子部情報処理科廃止。普通科「J組」となる。 |
2001年(平成13年) | 樹徳中学校を開設 中高一貫教育を開始。中学校初代校長 野口秀樹就任 |
2002年(平成14年) | 女子部家庭科・男子部情報商業科、女子部情報商業科の募集を終了し、2年次からのコース選択制に移行。 |
2003年(平成15年) | 中高一貫高等部校舎建築。普通科総合コースとなる。 |
2004年(平成16年) | 創立90周年を迎える。 |
2005年(平成17年) | 卒業生3万人突破。家庭科・情報商業科廃止。 |
2006年(平成18年) | 最難関大学進学コース(SK[スーパーK]コース])設置。 |
2009年(平成21年) | 最難関大学進学コースを最難関大学進学理系コース(SS[スーパーサイエンス]コース)と改名。 |
2013年(平成25年) | 創立99周年を迎え、第4代校長 野口秀樹就任。 |
2014年(平成26年) | 創立100周年を迎える。女子制服変更。新校章ロゴマーク制定。応援歌作成。ミャンマー寺子屋学校建設支援。新校舎「立志館」竣工。 |
2015年(平成27年) | 新校舎「明照体育館」竣工。創立100周年記念式典挙行 |
2016年(平成28年) | 新校章ロゴマークの校旗・部旗完成 |
2017年(平成29年) | 新入生より男女共学となる。男子制服変更。 |
2018年(平成30年) | 共生図書館完成。男子夏服変更。 |
2019年(令和元年) | 全学年共学となる。 |
施設案内
校舎
平成26年、創立100周年記念事業にて新校舎が建設されました。
100年を超えた新たな取り組みの学校です。
- 古庭の入り球場 硬式野球専用グラウンド
- 野球部専用グラウンド。
- 部活グラウンド
- ラグビ-・サッカ-・ソフトボ-ル用・樹徳中学校用。
- 相生総合グラウンド
- 250mのトラック。2つのグラウンド、それにバスケットコート、バレーコートが併設されています。
- 相生菜園
- ジャガイモ、里芋、さつま芋、ネギ、白菜、大根、アスパラガス、ラッキョウ等、色々な農作物の栽培を行っています。1年生がクラスごとに農園に出掛けます。地ならし、種まき、草取り、追肥、収穫などそれぞれの時期に応じた作業を行います。
- 大滝山荘
- 桐生市梅田町と川内町にまたがる鳴神山(980メートル)は、古くから信仰の山として知られ、アカヤシオの群生や5月頃から最盛期を迎えるヤマツツジなど豊かな色彩が広がります。頂上は360度の眺望が開け、遠く日光の連峰まで見渡すことができます。 カッコソウなどの希少植物などもあり、四季を通して登山者が絶えません。その鳴神山の登山口に「樹徳高校大滝山荘」があります。
行事紹介
主な行事予定
-
4月
- 入学式
- 校内花まつり
- 新入生宿泊オリエンテーション
- 第1回校内基礎学力試験
- 創立記念日
-
5月
- 緑蔭祭・記念講演会
- 授業参観
- 同窓会総会
- 県高校総体
-
6月
- 月影祭
(文化祭・偶数年度の隔年実施) - 進路相談会
- 教育実習
- 月影祭
-
7月
- 校内球技大会
- 夏期海外研修
- 視聴覚教室
- 夏期課外授業
- 部活動遠征・合宿
-
8月
- 桐生まつり参加
- 第1回オープンスクール
- 夏期課外授業
-
9月
- 第2回校内基礎学力試験
- 第2回オープンスクール
- 聖歌隊定期コンサート
-
10月
- 体育祭(奇数年度の隔年実施)
- 合唱コンクール
- 大川美術館・織物参考館見学
- 市街地清掃
- 樹徳プレテスト
-
11月
- 中学生作品コンクール
-
12月
- 歳末助け合い募金
- 校内マラソン大会
- 吹奏楽部定期演奏会
- 冬期課外授業
-
1月
- 入学試験(推薦・学業奨学生)
- 書き初め大会
- 鏡開き
- 卒業試験
-
2月
- 入学試験(一般試験)
- 校内基礎学力試験
- スキー教室
- 予餞会
-
3月
- 卒業式
- 市街地清掃
- 視聴覚教室
- 春期課外授業
樹妙だより
学校評価
本校の教育活動等の改善と発展を目指すとともに、教育水準の保障と向上に努めることを目的に学校評価を実施しました。このまとめを公表いたしますので、ご覧いただき、学校へのご支援・ご協力をお願い申し上げます。